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2025年12月 2日 (火)

原爆投下から80年、2025年、色々なことがありました

 今年は原爆投下から80年という節目の年にあたりました。そのため、広島では様々なことがあり、行事も開催されました。私が印象に残っているものを紹介します。

 

 

1・被爆二世裁判、長崎・最高裁棄却、広島はいまだ最高裁判決でず

 

 昨年202412月に広島高裁で不当判決がでた被爆二世裁判ですが、今年中の最高裁の判決は今のところ出ていません。長崎の二世裁判では今年122日、最高裁判決で上告を棄却し、原告つまり被爆二世の敗訴となりました。広島でも昨年1213日に広島高裁で敗訴し、最高裁に上告しました。しかし202512月2日の時点で、最高裁の対応はいまだでていない状況です。長崎にしても広島にしても、一審より二審のほうが、より被告である国側の意見に近い判決内容でしたので、最高裁の判断が待たれるところです。

 

1・朝鮮半島出身の被爆者慰霊祭開催

 

8月2日には広島県朝鮮人被爆者協議会(朝被協)主催の「朝鮮半島出身者原爆犠牲者を追悼する会」が開かれました。朝被協が発足し50年目で初めてとなる被爆者の追悼集会でした。参加者は日本人を含む112名で、各地から支援者が訪れました。朝鮮民主主義人民共和国の朝鮮原爆被害者協会からは「原爆被害者の血のにじむような叫びを心に刻み、悲劇の歴史が二度と繰り返されないように正義の真実に向けて行動される皆様と連帯します」というメッセージが紹介されました。朝被協の金鎮湖会長は「統一碑実現に向けてあらゆる選択肢を視野にいれて努力する」と力強い挨拶を行いました。

 

また毎年8月5日に開催されている民団主催の「韓国人原爆犠牲者慰霊祭」が今年も開催されました。長崎では第2回目、広島では第53回目となり、民団広島本部では昨年に引き続き規模を縮小した開催となりました。広島では今年死亡が確認された16人が新たに加えられ、合わせて2802人が死没者名簿に奉納されました。ようやく本名で慰霊碑に刻まれ、安らかにお眠りいただけることと思います。被爆者の皆さまのこれまでのご苦労をしのび、心より哀悼の意を表します。

 

 同日、韓統連広島本部は「広島被爆80年 朝鮮人犠牲者追悼行事」に協力し、韓国からの参加者と共に朝鮮半島出身者の慰霊を行いました。韓国からはキリスト教をはじめ、仏教などの宗教関係者や市民団体などが参加し、集会は韓国からの参加者も多く、二か国語ですすめられました。

 

気がつけば、2025年も残すところひと月となりました。

ウクライナでの戦争も、イスラエルによるパレスチナでの虐殺もいまだ終わりが見えず、さらにはナイジェリアでも多くの命が奪われるなど、世界情勢は依然として厳しい状況が続いています。

日本でも、台湾情勢をめぐる議論が国内外で対立を深め、日中関係にも重い影を落としています。

明るい兆しを見いだしにくい日々ではありますが、それでも明日を信じ、平和の種は一人ひとりの心の中に宿ると信じて、共に歩んでいければと思います。

 

 

 

 

 

 

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