若者は何を見るのか~高校生平和大使決定
今年の高校生平和大使が先週6月1日に決まりました。全国から応募があった約500人の中から15都道府県の20人が選ばれました。高校生平和大使は核兵器廃絶を求める署名を集め、毎年スイスのジュネーブの国連欧州本部に届けています。この活動は1998年から始まり、今年のノーベル平和賞候補にもなりました。選ばれた平和大使は8月下旬に国連欧州本部軍縮部門などを訪問する予定となっているようです。今日の中国新聞によると昨日7日には、国会内で平和大使の活動報告会があり、経験者らが自身の経験を語ったということです。
昨年までに平和大使が国連欧州本部に届けた署名は167万7000人分以上といいますから、単純計算で毎年8万3000人以上の署名を集めていることになります。私も広島市内で高校生たちが署名活動をしている姿を幾度となく見ました。街中、大きな声で署名のお願いをしている高校生たちをみると、とても頼もしく感じました。
署名は地道な活動です。誰もが喜んで署名してくれるわけではありません。時には嫌がられることもあるでしょう。高校生たちはそうした大人たちをどう感じるのでしょうか。国連欧州本部では英語でスピーチも行います。また国内で様々な場面で報告会も行います。こうした経験が高校生の平和意識に与える影響は計り知れません。
「核兵器廃絶」というと大人の平和運動と思いがちですが、このように高校生も活動しています。20年間という長きに渡ってこの活動に参加した高校生は、決して少なくない数で世の中に旅立っています。以前出会った元高校生平和大使はマスコミに入っていました。順番でいうと、マスコミとして出会った方が元高校生平和大使でした。今年、決まった高校生たちにとって平和大使がどのような形になって人生に結びついていくのか。日本の若い方たちへの希望が膨らみます。
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