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2018年5月10日 (木)

NPT(核不拡散条約)再検討会議準備委員会関連行事に被爆二世が参加

 今年は被爆二世にとって飛躍する年となりそうです。先週5月2日、全国被爆二世団体連絡協議会は、スイスのジュネーブで行われているNPT(核不拡散条約)再検討会議準備委員会のサイドイベントに参加しました。そこで同連絡協議会の代表4人は日本政府による被爆二世の被爆者援護法の適用を求めました。新聞記事によるとサイドイベントでは二世自身の体験を証言し、核と人類は共存できないことを訴えたようです。残念ながら海外の反応は書かれていませんでしたが、被爆二世も核の被害者であることは伝わったのではないかと思います。

 実は同連絡協議会はジュネーブ行きに先駆けて、さる4月に長崎と広島で集会を開き、ジュネーブ派遣報告と裁判の現況報告などを行っていました。被爆二世の思いを世界に伝える前に、地元の皆さんに被爆二世の活動について知ってもらうためのものでした。広島では50人ほどが集まり、熱心に話を聞いていました。

被爆二世とは核の被害者であり、戦争被害者であることを意味するとどれだけの方が認識しているでしょうか。私自身、出会うまで被爆二世の存在について考えてきませんでした。同連絡協議会は何十年も前から自身の苦しみを世の中に訴えてきました。現状では被爆二世がどういう状態なのか、人数の把握さえできていません。日本政府が援護対象にしないためにその存在が見えにくくなっているとしたらおかしな話です。被爆二世は親が被爆者であるなら国籍も住んでいる場所も関係なく被爆二世なのです。雑駁な言い方をすれば被爆者健康手帳のある方を対象に調査すればいいことです。日本政府がまず実態を把握し二世がどのような状況かを確認してから、補償なり援護なりの施策を考えればいいことだと思います。このたびのNPT(核不拡散条約)再検討会議準備委員会のサイドイベントで日本からの被爆二世の訴えを初めて聞いたという方も多かったのではないかと思います。世界が被爆二世の存在を認識し、何を訴えているのかを知った時、海外の人々はどう考えるのでしょうか。被爆二世はすでに最高齢は72歳になっています。待ったなしの状況です。

 

 

 

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