今年の86は・・・
公私とも色々なことが重なり、7月後半からつい先日まで家を出ることが多く、いつにもまして慌ただしい86となりました。
誤解をおそれずに言うと、広島の86はお祭りのようなざわめきがあります。全国各地はもちろん世界中から広島をめざして平和を希求する人たちが集い、反戦平和を祈り誓っていくからです。もちろん平日も世界中から人々は訪れますが、86の平和祈念式典はやはり特別な催しです。広島市長や広島県知事、子供代表が原爆の悲劇について語ります。そして日本の総理大臣が戦争や平和について、過去に原爆で犠牲になった方やこれからを生きる人々の前で誓うのです。日本の過去と未来を確認することができるといっても過言ではないと私は思っています。
平和祈念式典で子供たちはヒロシマを生き抜いた祖父母への感謝と小さな平和をつくることを約束しました。広島市長は原爆で被害にあったのは日本人だけではなく朝鮮半島や中国、東南アジア、米軍の捕虜といった人々がいたこと、生き延びた人々は人生を歪められ苦しみながら生きてきたことを伝えました。広島県知事は核兵器があれば安全が守られると言うのは頭の中での理論に過ぎず、核兵器使用の結末がヒロシマ・ナガサキである。核保有は安全神話に過ぎないと核兵器使用の現実を訴えました。総理は核兵器のない世界の実現へ向けて、今年秋の国連総会で新たな核兵器廃絶決議案を提出すると誓いました。皆が核兵器の非人道性を知っており、核兵器の廃絶を望んでいるのです。どうか、この声が世界の人々に届きますように。
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