嫌韓はどこから来るのでしょうか。
5月は密度の濃い時間を過ごし、ブログの更新をすっかりサボってしまいました。そして、色々と考えるところがありました。
私はここ数年の嫌韓の風潮を悲しく感じています。韓国語を習い始めた10年ほど前はちょうど「冬ソナ」ブームで、韓国語教室に行くと多い時期では1クラス15,6名の方がいました。老若男女様々で、会社や学校帰りの方で夜間クラスはにぎわっていました。皆さん韓国が大好きで、韓国に行った方がいると目を輝かせて土産話を聞いていました。韓国の話題であれば、ドラマや音楽、歴史、習慣など、どんな話しでも盛り上がりました。
当初は夜のクラスに通っていたのですが、数年前から日中に変更しました。夜の時間より平日の午前中の方が時間を有効に使えるためです。昼間は主に主婦の方を中心にして10名ほどが韓国語を勉強されています。やはり韓国ドラマやKポップ好きの方が多い気がします。皆さん、優秀で中には韓国語能力試験6級(最高の評価)をお持ちの方もおられました。年数が経つにつれ人数が少なくなってくるのは仕方がないとはいえ、同じ教室に通う方が次第に少なくなり、私が習い始めた頃に一緒に勉強した方は一人もいなくなってしまいました。今のクラスの方はここ2,3年のお付き合いです。
先日、韓国の料理が大好きで年に数回、韓国に行かれている方が「なんとなく韓国語の勉強に身が入らなくて。最近は韓国に行くのも嫌になってきてしまって」とおっしゃいました。理由を聞くと、報道などから韓国に対してネガティブなイメージを持ってしまったようです。あれだけ韓国に行き、実際に韓国を身近に感じていた方がなぜそのように思ってしまうのだろうかと残念に思いました。
確かにフェリー事故のニュースは大変に痛ましく憤ってしまう事件でしたし、旅行先で事故が二度と起きないとは言えません。しかし日本で連日大きく扱う意味はなかったような気がします。そんなことより日本国内に目を向けると日本に住む者にとって、取り上げるべき重要なことが他にあったのではないかと思います。またネット上での嫌韓情報は、自分の目で見て聞いて、体験してきたものと比べると、どれほどの確実性があるのでしょうか。そしてそれらは旅行者に重要な情報なのでしょうか。
外国ですから他の外国に行く時同様に私自身は十分気をつけていますが、韓国に行き嫌な思いをした経験がほとんどありません。都市部は他の国と比べて言語以外はファッションや町並みなど日本との違いはそうないように感じています。地下鉄に乗っていると、大きなバックパックを背負っている私に席を譲ってくれたり、荷物を持とうと声をかけてくれます。街中で地図を広げていると、「どこへ行きますか」と日本語で話しかけてくれて、わざわざ近くまで道案内してくれます。韓国人の中には「日本嫌い」な人は当然いるでしょう。しかし私が日本人であるという理由で直接、嫌な言葉を浴びせられたり、嫌な目にあったことなど1度もないのです。ですから韓国に行ってもあまり不自由さを感じることなく、旅をしてきているのです。旅先で時に暴言を吐く人や騙そうという人と出会うことはあるかもしれませんが、それは韓国のみならずどこの国、また日本国内だったとしてもそれは同じだと私は考えています。
まだ時期は決めていませんが、今年も韓国に行きます。韓国の方々が日本人に対してどういう感情を抱いているのか、自分の目で確かめたいと思います。
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