広島で働く外国人を支援する方々の集まりに参加しました
最近、広島市内で外国人の旅行客を見かけることが多くなった気がします。一時は姿を見なかった外国からのお客様が戻ってきたようです。ミシュランの広島版も出たようですし、これからさらに外国からのお客様が増えるかもしれません。一方で外国語教室や飲食店、工場などに働きに来られた、広島で生活する外国人も大勢いて、スーパーなどで買い物する姿が身近になっています。そんな中で4月に起きた江田島の牡蠣打ち場での殺傷事件は衝撃でした。犯人をそこまでかりたてたものは何だったのか、同じ地域に生きている者として気になります。
今月19日、広島市内で「外国人技能実習生を支援する会」の定例会があり、参加してきました。同会は2年前に発足しました。直接、実習生を支援するのではなく、支援する団体や個人と連携を図り、後方活動をすることが目的です。広島や三次、呉など地域で活動されている弁護士や関心ある方々で構成されています。この日は昨年度の活動報告と実習生の方の自己紹介がありました。
活動報告では未払い賃金やセクハラ関連の裁判について経過報告がありました。残業しても残業代が支払われない、上司によるセクハラ、閉じ込められたような状況での住まいなど、今どきそんなことがあるのかと耳を疑うような実態が伝えられました。こうした状況を聞いて参加された方の一人は「70年代、日本でも農村からきた人たちの就労問題があったのだが、話を聞いていると50年代の人権問題に戻っている」と驚きを禁じ得ない様子でした。
江田島の事件については担当弁護士のうちのお一人が来られていました。「職場に中国人は彼一人しかいなかった。周りのほとんどが日本人で、事件の原因に孤独感があったのではないかと思う。こうした団体と接触があれば事件は防げた部分があるのではないかという印象だ」と話していました。
集会に来られていた実習生の方々はほとんど日本語が話せないようでした。ある実習生は「仕事をしている時、毎日辛い気持だった。去年、支援者に会い支えてもらった。だから頑張ってこられた。社長たちからは酷い目にあわされたけれど、いい人に会った今はいい気持ちだ。感謝している。同じような境遇の人がいたら助けてくれることを望む」いいたい事がたくさんあって言いきれないと話していました。私たちの隣で苦しんでいる人がいる。知らなければいけないことは、まだまだ沢山あります。
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