広島での多文化共生の実践例を聞いて
あなたのご近所や職場に外国の方はいませんか?私の住んでいるマンションには以前は韓国、フィリピン、ブラジルなど色々な国の方が住んでいました。私は外国の方とお話しするのが大好きなのでエレベーターでお会いするのが楽しみでした。今は外国の方が少なくなり、すこしさみしい気がしています。先週の9日、広島市内で「多文化共生シンポジウム」が開かれ、県内で多文化共生を実践している地域や団体などの方々のお話がありました。
福山市では災害時の対応に備えFMの多言語放送を行っています。災害時が目的とはいえ通常はその国の音楽を流したり、文化や地域情報などが盛り込まれている放送のようです。毎回、在住の外国人ゲストが登場するのだそうです。母国の最新曲なども紹介されているようですし、どんな話をするのか、聞きたくなりました。この放送の素晴らしいところは、このゲストが地域の外国人コミュニティの要となっているところです。例えば最近であれば台湾春節祭りといったイベントを外国人の方々自らが実施しているというのです。こうしたイベントに福山市民も大勢集まるといいます。地域のイベントとして定着しそうな感じです。
呉市の日本語教室では単に日本語を学ぶというだけではないようです。「皆の笑顔を見ると元気になる。色々な活動を通して普段、接することのない地元の人と交流することができる。住民の一人だと実感することができる。」という感想文を書くほど、広島での生活にとって欠かせない場となっているようです。
安芸高田市は人口3万2000人弱のうち外国人は2%弱ですが、比率は年々増えているようです。地元の高校生が地域の外国人を調べ「日本語を教える人が少ない」「日本人で関わりを持つ人が少ない」「ボランティアとして手伝いたい」といった発見があったそうです。市では工業や商業、農業、外国籍市民で多文化共生プランを作り、議会に提案したといいます。どんな町づくりになるのかとても楽しみです。
外国の方は生活する上で言葉の問題を始め、文化の違いなど様々な課題が出てくると思います。しかし町を歩いていて挨拶する人がいる、笑顔になる光景に出合える、心休まる風景などがあれば、どんな場所でも楽しく安心して暮らしていけるのではないでしょうか。直接、外国の方と触れ合う機会がないと思う方もいらっしゃるかもしれませんが、私たち自身が楽しく暮らしていれば、外国の方も同じように安心して暮らせるのではないかと思います。そしてそれは他の地域からやってくる日本人でも同じだと思います。広島は山もあり海もあり、市内中心部でも川辺の風景が美しいいい町です。今住んでいる方もこれから住む方も一緒にいい町にしていきましょう。
| 固定リンク
「多文化」カテゴリの記事
- NHK広島放送局「1945ひろしまタイムライン」のツイートについて(2020.09.09)
- 今、在日コリアンの子供たちは何を思っているのか。在日朝鮮学生美術展を見てきました。(2020.02.25)
- 川崎市でヘイトスピーチ条例が成立しました。全国へ広がることを願っています。(2019.12.24)
- 広島にいる在日外国人たちの今~その③在日外国人の教育について考えるディスカッション(2013.07.28)
- 広島にいる在日外国人たちの今~その②在日外国人の教育について考える「基調報告」(2013.07.23)


最近のコメント