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2012年6月22日 (金)

フクシマを心配している方が世界にいます~ミシェル・フェルネクス教授講演会

昨日ご紹介したドキュメンタリー映画はスイス人の医師ミシェル・フェルネクス教授の講演会の中で上映されたものでした。今回は講演会の内容についてお話ししたいと思います。ミシェル・フェルネクス教授はスイスのバーゼル大学名誉教授で、IPPNW核戦争防止国際医師会議)の会員です。また「NPOチェルノブイリ/ベラルーシのこどもたち」の創設者として、長年、医学者の立場からチェルノブイリ事故で被害を受けた子どもたちのための活動を続けておられます。教授は福島の原発事故後の状況を知り、「居ても立っても居られなくなり、とにかくフクシマの方々に伝えたい」と自費でスイスから来日されたといいます。そして去る5月、広島にも訪れたのでした。

ミシェル・フェルネクス教授は「フクシマの事故は終わりがなく続いている。水が汚れ、地下水が海に流れている。汚染がどうなっているかわからない状況だ。フクシマとチェルノブイリの共通点は政府の嘘だ。それが人々を不安に陥れている。両国ともヨウ素131の問題が大きかったが、次はセシウムが恐怖を与えている。セシウムは呼吸から体内の特定器官に集まり、蓄積されていく。まずセシウムの測定が大事だ。ベラルーシではボディカウンターの結果を地図にしている。今後日本では大規模で問題が発生してくるだろう。これからの対策を一緒に考えようと思い日本にやってきた」と言い、日本の医師は優秀なので国内での研究を急ぐよう促しました。そして「大事なことはフクシマの家族を支援することだ。6年間くらいは、食糧支援やバカンスの提供などを行うことが必要」と具体案も示しました。

 先生の講演は、言葉を失ってしまいそうになるほどの強烈な内容でした。日本の科学者のみならず私たち一般人も先生の言葉に耳を傾け、これから日本で起こるかもしれない出来事に対して心することが求められると思いました。そして想像もつかない事態になる前にできる限り食い止める方法を実行することは、今からでも遅くないと思います。

 

 

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