広島の外国人労働者~呉で働くフィリピン人の話しをお聞きして
日本に来て働いている外国の方たちがどんな状況で働いているのか、先日、呉で行われた集まりでフィリピン人の方たちのお話をお聞きしました。彼らの中には状況に満足していない方もおられ、話をお聞きするとそう思うのも無理はないのではないかと感じました。
彼らは研修・技能実習生でした。技能を習得して自国に戻り、その技術を活かした仕事をするのが本来の目的だと思うのですが、お話をお聞きした方たちは少し状況が違っているようです。帰国してもその技術を活かすのが難しいというのです。どうやら出稼ぎに来ているという感じのようなのです。仕事の内容は雑用にしか思えないものです。給料も低く、フィリピンで聞いていた条件と違うというのです。給料に関して言えば、2年目から倍になると聞いていたのに1年目と変わらない。休日仕事をしても給料に反映しない。有給休暇は帰国する時に与える。法外とも思える家賃や光熱費を給料から天引きされる。というようなことがあるようです。この家賃などに関して言えば驚く内容でした。数人で1軒家や、1部屋を借りて暮らしているのですが、家賃は周辺の相場の3倍。敷金に当たるものをクリーニング代として5000円毎月一人づつ、会社に支払っているのです。2年間ほどいますから、最終的に一人当たり12万円を敷金として支払うことになるのです。10人で借りているのです。どう考えてもあまりある敷金代となるはずです。このほかにも光熱費はさほどかからないとも思えるのですが、やはり高いと思えるような金額です。加えて8畳を5人で使っている部屋ではエアコンも湯沸かし器もないようです。冬は寒く、この猛暑の中では夜がしんどいと話していました。さらに帰国後の仕事はあてがないということでした。
一体どうなっているのでしょう。一方的な話しか聞いていませんが、決して無茶な要求をしているとは感じませんでした。家賃などを地域の相場に合わせたり、有給休暇を自由にとることができる、土日出勤には手当を出すといったことはできないのでしょうか。このような外国人労働者に支えられている企業は、これからどうなるのでしょう。こうした状況をいつまでも続けらるはずはないと思うのですが・・・。どうやらこの制度は今年の秋から変わるようです。よい方向になることを切に願っています。フィリピンでは海外で働くことはごく当たり前のことだと言います。せっかく日本に来たのですから、日本を好きになって帰国していただく方が増えればいいと思います。
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