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2008年6月 4日 (水)

ドキュメンタリー映画「靖国YASUKUNI」見てきました

 ようやく映画「靖国YASUKUNI」見てきました。感想から先にお話しすると面白かったです。色々と考えさせられました。僭越ですが、10年もの歳月をかけて靖国神社に通い続けた監督に敬意を表します。
 私が行った日はレディースデーという千円で見られる日でした。初日など満員だったと新聞などで報道されていましたから、覚悟をして行きましたが意外に空いていました。平日の昼間ですからある意味当然と言えば当然です。恐れていた妨害もなければ、もちろん警察や警備員などの配置もありませんでした。あまりにも普段通りの映画館で、少し拍子抜けしたのも事実です。様々な方面から関心が高い映画だと思っていたのですが、実際に足を運ぶこととは別なのかもしれません。
 映画は靖国神社を定点で追ったものに、靖国刀をつくっている刀工の姿を重ね合わせた内容でした。そして「日本人にとって靖国神社は特別な存在である」ということが強調されていると感じられるものでした。私は8月15日の靖国神社があのような事態になっていたとは知りませんでした。マスコミ報道ではほんの一部しか情報として流れませんから、あのような喧噪を見たのは初めてでした。色々な思想を持った方々が集まっていることはある程度想像はついても映像で見せられると新鮮な発見があります。靖国神社に集まる人々にとって戦争は過去のものではありませんでした。いい意味でも悪い意味でも戦争を自分のものとして生きている方たちだと感じました。
 そして私自身が靖国神社に対していかに無関心であったかも思い知らされました。韓国人で韓国にいながら靖国神社を研究されている方を存じ上げていますが、なぜその方が靖国神社に関心を持ったのか、映画を見て少し理解できたような気がします。この映画を見て過去の戦争について僅かですが、考えている私はもっと靖国神社に関心を持つべきだと思いました。そして、いつか8月15日に行ってみたいと思いました。
 映画の内容について一言、言わせていただくとすれば、靖国神社について少し説明がほしいと思いました。ひょっとすると映画館への客足も「靖国神社」そのものに対する関心の低さが原因かもしれません。8月15日に集まる方たち以外の日本に住む人々にとって、靖国神社は地域にある神社と大差ないのかもしれません。だから関心をもたない。中国人の監督が見た特別な神社「靖国神社」が持つ意味。「靖国神社とは何か」が少しでも分かれば、なぜあそこに大勢の人が集まるのか、見えてくるものがあるのではないかと思います。それを示していただければ、戦前戦中の日本人の姿が浮かび上がってくるような気がします。

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