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2007年7月18日 (水)

柏崎羽原原発事故のニュースを聞いて

 新潟中越沖地震には驚きました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りし、被災者の方々にはお見舞いを申し上げます。
 地震での柏崎羽原原発の事故には再々再ぐらい驚かされました。当初は「放射能もれはない」と言い切っていたのに、今日になって新聞記事を見ると、なんと放射能もれがわかったとのこと。しかも発電所で50件ものトラブルがあったということに呆然としてしましました。最初は微量の放射能が含まれた水が出ていたという発表に多少疑問は残りましたが、公表したことが全てだと信じていました。しかし今日になって記事を読むと、一体どれくらいのことが隠蔽されているのか、わからなくなってきました。発表した内容にも疑いをもたざるおえなくなりました。 
 「自然界からも放射能は出ているのだから、人体には影響はない」というのは常套句ですが、原子力発電からもれる放射能は人工的に作り出したものです。自然界から発生する放射能と人工的に作られた放射能は、成分としては同じでしょうが、本当に質も同じなのでしょうか。例えば人工で作られた食品と自然から生まれる食品が違うように、自然ではない物質が人体へどう影響するかは、まだきちんと解明されていないのではないでしょうか。
 管見ですが、私が知る限りで言えば、放射能は例え直接、浴びることはなくても体内に入れてしまうと被曝者になるかと思います。放射能は無味無臭ですから、何時、どれくらい自分が被曝したかわからないのが恐ろしいところなのです。しかし本当に怖いのはいつ、どういう形になって被曝の後遺症がでてくるのかわからないところだと思います。受けた放射能の量などによって異なって来るようですが、原爆の被害で言えば、最初に影響を受けたのは腸で下痢などの症状がでて、次に骨髄や造血系の組織で、白血病などになりました。また白内障も放射能の影響でした。そして今はガンの発生とも関連があると考えられています。被爆者は身をもって放射能の後遺症と闘い、私たちに恐ろしさを教えてくれているのです。
 これらの症状は放射能の影響を受けて発病していますが、放射能を浴びていない人にも現れる病気です。「放射能特有の病気はない」というところに、様々な難しさが生まれてくるのだと思うのです。
 私が知らず知らずのうちに、事故でもれた放射能に汚染された食べ物を口にしても、放射能を食べたという自覚はないし、その放射能の後遺症で病気が発症したとしても、放射能のせいで病気になったと思わない可能性も生まれてくるのです。柏崎羽原原発の事故がどれくらいのものだったのか、今後も注視していきたいと思います。

 

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